フェアトレード フェアトレードとは、貧困のない公平な社会をつくるため、互いに信頼し、対話を重ね、敬意に基づいた貿易の関係性を築いていくことです。 発展途上国で働く人々が貧困から抜け出せるように現地から直接商品を取引し、公平な売買、そして継続的に仕事を提供することによって、自らの力で生活の向上を目指していくことを支援しています。 ノヴァの有機セイロン紅茶を栽培しているランカオーガニックの「グリーンフィールド茶園」は、スリランカ・ウバ地方のハプタレという町にあります。 茶栽培に適した標高1500〜1800mという高地で、昼の高温多湿と夜霧によって柔らかく上質な茶葉が栽培されています。 ランカオーガニックは出会った当初、フェアトレードに加盟しておらず、ノヴァからの提案によって4年の年月を経て加盟することが出来ました。 加入するための様々な手続きには長い年月が必要で、その間に確固とした協力関係を築くことが出来ました。 2006年4月、フェアトレードで得たプレミアムをどのように使うかを決定するスリランカフェアトレード委員会は、茶園で働く人々のために5年間資金を貯めて、農園の敷地内にコミュニティーセンターを設立しました。 この建物は、地域の人々の話し合いの場として、また結婚式やお祝い事のために利用されています。そして、普段では子供達に広い世界に目を向けてもらおうとパソコンやミシンが設置され、教育のために利用されています。 オープニングセレモニーにはノヴァも招待され、現地を訪れました。特別な日のために女性は美しいサリーに身を包み、男性は白いシャツを着ていました。老若男女、皆さん目がキラキラと光って美しかったことが忘れられません。 ノヴァはランカオーガニックと出会って16年。 これからも出来る限り生産地を訪ね、生産者のみなさんと交流を持ち、支援を続けていきます。