きれいな緑の粒は完熟 Pistachio
ピスタチオは、古代トルコ、ペルシャなどの地中海沿岸地方に野生で砂漠に生育していたものが食用に栽培された。ピスタチオの実が熟すると、その実はきれいな黄紅色に染まった薄皮に包まれ、完熟すると外殻は自然に縦に割れて収穫されます。実はクロロフィルを多く含む緑色が濃く鮮やかなものほど珍重されます。

ピスタチオの生産国は、イランが全体の約50％を占め、アメリカ合衆国カリフォルニア州、トルコ、シリアでも生産されています。栄養成分は、飽和脂肪酸が極めて低く、オレイン酸、リノール酸の不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。また、ビタミンB1、カリウム、鉄、銅が多いのが特徴的。 殻付きの場台は、ロースト塩昧加工によるスナックとして味覚、風味がよく、ピスタチオ消費の大半を占めています。また、剥き実の場合は、スライス、ダイスカット、ぺ一ストなどに加工して製菓原料用としてケーキ、アイスクリーム、クッキー等に利用されています。